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スイス漆喰でトレーニングルームを快適に!

こんにちは【八幡工業・ナチュラワイズ】の斎藤です。

漆喰塗りワークショップにご参加いただいたお客様が

スイス漆喰カルクウォールをいたく気に入っていただき

ご自宅をDIYで施工されましたのでご紹介いたします。


千葉県柏市   T様 ご夫妻

完成したお部屋で 指さす先には!!??

 

DIY 記念のイニシャルと日付でした。

ふたり仲良く塗り終わった壁に書きました。

漆喰はこんなことができるのがいいですね!

 


この工事の数日前、葛飾ナチュラワイズの練習場で

漆喰塗りワークショップにご参加いただいたときの様子。

「コテ返し」をみごとに習得し、いい笑顔を見せていただきました。

 

そして、この日 新築戸建てのご自宅に

DIYサポートで呼んでいただきました。

右側が 漆喰塗り予定の壁

左側の壁は 全面鏡張りです。

 

じつに本格的な、トレーニングマシンです。

(二台あるように見えますが、奥のミラーに映っているのです。)

 

この壁を、一日で漆喰塗りします。

施工面積は 11㎡

下地は、石膏ボード 、ジョイント部分のパテ・ファイバーテープ貼り済みです。

(工務店さんは 事前にクロスを剥がしてくれました)

 

  

午前9時スタート。

まず、飛散防止のための養生をしてから

ミネラル下地材をローラー塗布します。

奥様が先行してチリ周りを刷毛塗り

ご主人様がローラーで全体を塗ります。

エアコンと送風機で乾燥を促し、お昼休憩にしました。

 

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さて、「DIY 施工サポート」とは?!

インストラクターによる施工サポート

当店でカルクウォールをお買い求めいただいた方を対象に、

プロの左官インストラクターが、お宅にお伺いさせていただくサービスです。

お客様によるDIY・セルフリメイクを基本として、塗り壁施工のアドバイス、

サポートをさせていただきます。塗り壁がはじめての方には、おすすめです!ぜひご活用ください。

施工サポートについて

 

一時間のランチから戻ると、下地材はしっかり乾いていました。

さあ、ここからは漆喰塗りの本番です。

ふたり 上と下とで手分けしての作業です。

ここで、「塗り壁ワークショップ」での経験がいきてきます。

手早く漆喰下塗りを済ませ、

追っかけで 中塗りに突入です!!

脚立に乗って上を担当する夫

 

 

下を担当する妻

 

すべての面を塗り付けたあと

ローラーを使って 模様をつけていきます。

① いい感じのムラを作りたいので、あえて “全部ローラーがけしない” のがポイント!!

しばらく締まるのを待って、水洗いした きれいなコテでやさしく押さえていきます。


これは、「ヘッドカット」という作業です。

ヘッドカットも全部押さえるのではなく、ランダムに がポイントです!!!


仕上がりました~~~。

作業の妨げとなっていたので はずしていた照明を取り付けました。

 壁の陰影を確認します。

「うわぁぁぁぁぁぁぁ いいね~~~」

と、感嘆の声がふたりから。


「やった~~~  大満足の完成だ~~~~!!!」

 

全ての養生を剥がし、床養生も撤去

お掃除を済ませたところで 記念写真をパチリ!

ここで、冒頭のサインの写真に戻ります。

 

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【   参考資料 】

■  塗り壁 DIYの作業でお客様にご用意いただきたいものリスト 

1. 床養生用のクッション材(プラベニヤ、段ボールでも可)
2. カッター
3. はさみ 

4. 扇風機・送風機(乾燥用)
5. ほうき・ちりとり(お掃除用)
6. バケツ(道具を洗ったり、材料を取り分けたりする)


7. 上履き用のズック靴やスリッパ
8. エプロン
9. ヤッケのような汚れても良い作業着

10. 折り畳み式脚立 や踏み台 (天井の高さにあわせてご用意ください)

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■ 「施工サポート」では 以下のものを、事前にお送りするか、
      当日 インストラクターがご自宅までお届けします。

・DIYに必要な道具、用具一式

・ブルーシートや各種養生テープ(床用・壁用ひととおり)

・下塗り材 (アク止めシーラー・パテ・ファイバーテープなど)

・専用ミネラル下地材

・仕上げ用 スイス漆喰カルクウォール

・さらに 、当日施工で発生した養生材などの廃棄物は、お引き取りします。

 

絶妙なオリジナルテクスチャーの白

世界に一枚の「マイ壁」!

いつもこの壁をみて トレーニングするのが楽しみですね。


そして、スイス漆喰カルクウォールにすることで

汗の匂いも吸着分解&消臭、さらに調湿効果もあるので

まさにスイスの高原のような爽やかな環境にお部屋が生まれ変わるのです。

 

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このブログを読んで「うらやましい~~~」と思った、そこのマッチョなあなた!


これからは 理想の肉体をつくるためには、

まず、トレーニングルームの室内環境を最高に気持ちの良い場所に改造しましょう。

きっと精神的・肉体的にも良い運動ができ、結果にコミットできるというわけです。

 

気になった方は、八幡工業・ナチュラワイズにお尋ねください。

もちろん、DIYでなく、 

プロによる一貫施工も承りますのでご安心を。

 

こんな方におすすめです

  • 自分で塗り壁をやってみたいけど、初めてで少し不安
  • 簡単な場所はDIYで、難しいところだけ施工をサポートして欲しい
  • 途中までやってみたけど、挫折しかかっている
  • カルクウォールの購入から相談にのってほしい
  • プロの左官に指導してもらいたい

詳しい内容はこちらをご覧ください

https://www.naturalwall.jp/calkwall/ca_support

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

八幡左官・DIYサポート&インストラクターの斎藤でした。

 

 

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スイス漆喰で練馬区の新築マンションをフルリフォーム

この部屋に帰ってくると、すごくクリーンな空気で癒されます。
家族も アレルギーに悩まされることなく ストレスなく安心して暮らすことができています。

練馬区のS様  より 喜びの声が届きました。

 


素敵すぎます!!!

 

お引っ越しが終わり、特別に許可をいただき

インテリア込みの完成写真を撮影させていただきました。

 

今回ご紹介するのは、非常に画期的な「漆喰塗り替え」の事例です。

 

おしゃれな照明器具

天井、壁ともまっしろなスイス漆喰カルクウォール塗りです。

 

手作りの木工家具のテーブルと椅子。

 

ソファーはモダンな感じです。

漆喰の白とあわせて
お客様が考え抜いてコーディネートしたものばかりです。

 

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こうしてご紹介していくと

どこが、画期的な「漆喰塗り替え」なの?

とお思いでしょう。

では、ご説明しましょう。

 

👆 工事の前 お打合せに伺った際の様子。

 

施主さまのたっての希望で

新築マンションの分譲契約で取り決めとなっている

「ビニールクロス貼り済み」での引き渡しを取りやめ、

特別に、石膏ボード下地の状態で引き渡していただきました。

 

工事前の洗面所

水道設備、電気工事も完璧に終わっています。

 

トイレ

同じく 石膏ボードのままでお引渡し。

通常のマンションのスケルトンリフォームや
新築の戸建ての現場では 当たり前の石膏ボード下地。

では、なぜ、このような状態で契約をされたのか。

 

それには深いわけがあります。

 

実は、ご家族のなかに

ながらく「シックハウス症候群」が原因ではないかと考えられる

体の不調に悩まされる方がいて、

今回の転居に際しては、可能な限り

化学物質を放散する建材・内装材・家具等の使用を避けたい。

という切なる願いがあったからなのです。

 

そして、選んでいただいた 壁材が自然素材の 「しっくい」。

 

 

ショールームの見学で 実際に「しっくい」の壁をご覧いただき

シックハウスの原因物質を一切含まず、

アレルギーやカビの発生を抑制する効果の高い、

スイス漆喰「カルクウォール」で仕上げることを希望されました。

 

寝室のベッドサイドの壁。

湿度を調整し、消臭機能、ダニなど防虫効果もある漆喰によって

 

 

きっと ご家族のみなさんには

快適で健康的な睡眠が期待されることでしょう。

 

今回は 施主様の粘り強い 交渉と 訴えかけによって実現した

石膏ボード下地の状態での引き渡し となりました。

 

 

さて、日本の住宅やマンションでは一般的に使われている建材

 

  • 室内壁・天井のビニールクロス

  • フロアシートなど樹脂製の床材

     

実は これらの人工素材は、昨今 欧米では使用を規制している国もあると聞きます。

そもそも、日本でビニールクロスやフロアシートが一般的に使われるようになったのは、高度経済成長期以降のこと。当時、急激に住宅が増える中で、安価に大量生産ができて、工事も簡単にできることから重宝されて、現在に至るまで使い続けられています。

 

今回の施主 S様は アメリカに住んだこともあり、

家づくりに対して化学物質の規制に厳しい海外でのリフォームを経験した結果

・わざわざ ビニールクロスを貼って引き渡してもらう必要はない

・漆喰工事を行うためには、クロスを剥がすので

よけいな手間と廃棄ゴミも削減できる

というエコロジーの観点もあり

石膏ボード下地の状態での引き渡し 

にしてもらったといのが今回の経緯になります。

 

壁に塗り終わった スイス漆喰のバケツを重ねて 「しっくいタワー!」

 

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というわけで、このお部屋でしばらく暮らしてお客様の感想はといいますと・・・

「やっぱり スイス漆喰にしてよかった!
八幡工業に頼んでよかった と実感しています。

    とにかく、この部屋に帰ってくると、すごくクリーンな空気で癒されます。

     家族も アレルギーに悩まされることなく ストレスなく安心して暮らすことができています。

 

 八幡工業のみなさん ありがとうございました。」

 

・・・と 、うれしいお声をいただきました。

 

 

八幡工業は、「しっくい」「土壁」など自然素材を積極的にご提案しています。

これまでも、これからも左官工事を通じて

皆様のご健康とご多幸をサポートしていきたいと思います。

 

そして 繰り返しますが

新築マンションの石膏ボード下地の状態での引き渡し 

これが だれでも希望すれば当たり前のお話しになっていくといいなと思う

八幡左官  営業斎藤の リポートでした。

 

 

練馬区 S様邸

天然スイス漆喰カルクウォール
骨材 :0.5ミリタイプ 色:白

鏝パターン仕上げ

内壁145㎡、天井67㎡

施工期間 およそ2週間

 

 

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「スイス漆喰」による 新築・リフォーム施工のご相談は

しっくいショールーム・ナチュラワイズで承ります。

https://www.naturalwall.jp/calkwall/ca_about

ぜひ、スイス漆喰の 実物の壁に「触れて」「体感して」

快適で健康的な住まいをイメージしてください。

 

 


江東区新築マンションの「スイス漆喰塗り」

今回ご依頼いただいたのは新築マンションのご入居前のリフォーム工事です。

お客様の要望として、

現在お住いの賃貸マンションでお子様がクロスを剥がしてしまい困ったということです。

次の新居では 爪で引っかけて剥がされないような壁として左官による「塗り壁」をご検討されました。

八幡工業のショールームをご覧いただき、「スイス漆喰塗り」をお選びいただき工事が決まりました。

 

👇 左官工事が終わった室内の様子


下の写真は、クロスの貼られた壁をタッカーと呼ばれる

ステップラーの工具で ホチキス針を打ち込んで留めている様子です。

真新しいクロス貼りをガシガシ叩くのは ちょっと躊躇しますが、

こうすることで浮き剥がれを防いでくれます。

ステープルの針は、

これから塗っていく仕上げ材「漆喰」に対応して

ステンレス製品の針を打ち込んでいます。

 


なぜかというと、漆喰はアルカリ成分が高いため鉄を錆びさせてしまうからです。

あとから錆が出てきたら、せっかく仕上げた真っ白い漆喰が台無しなので

仕上げていく際に使用する「鏝」も同様にステンレス製のものを選んでいます。

 


さて、八幡工業の現場で大事にしていることは【丁寧な養生】です。

例えば、床養生では「プラダン」とよばれるクッション性のある床材を敷き、

その上にブルーシートをくまなく貼っていきます。


工事の際中にものを落としたり、脚立を動かしたりすることで床を傷つけることのないように

このように、二重三重に床を養生していきます。

窓ガラスやドア、家具など汚れたり粉塵が付着することのないように

しっかりビニールやテープでカバーしていきます。


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*新築マンションの場合

施工完了時に、通常はビニールクロスが張られた状態での契約+お引渡しとなります。

 

*上の写真 : 施工前 「塗り壁の見本」を持参して

 「漆喰」のテクスチャーと塗りの模様を、現状のクロスと比較していただきました。

 

*仕上がった壁

お客様は 工事中に担当する職人が現場で塗ってお見せした模様を確認していただき

どんな模様がお気に入りかを決めていただきます。

 


八幡工業 では、

お客様とのコミュニケーションを大切にしています。

職人が直接 塗っている様子をみて お話しする機会をいただくことで

安心と信頼を築いていければと考えています。

 


仕上がって、数日乾燥させたのをみはからい、カーテンを取り付けに伺いました。

あらためて、お客様と一緒に床や建具に傷や汚れがないかを確認して工事完了となります。

 


今回は漆喰を塗ることで 、調湿効果によるカビの発生防止

アレルギーやシックハウス抑制にも効果があることもお客様は喜んでいただきました。

 


家族皆様の快適で健康的な住まいが完成しました。

 

施工範囲:玄関、リビングダイニング、マルチスペース 

壁面合計 : およそ55㎡

施工期間:8日間

 

マンションの漆喰リフォームのご相談は、八幡工業・ナチュラワイズにおまかせください。

まずはお気軽に、お問い合わせフォーム・お電話でご連絡ください。

https://www.naturalwall.jp/form/


スイス漆喰で習志野の戸建てリフォームが完成しました。

*完成 お引渡し時 :玄関ホール「スイス漆喰カルクウォール」の白い壁

 

「綺麗に仕上げていただき、ありがとうございます。」

 

お客様からいただく、 この一言が ほんとうにうれしいです。

 

*階段室

 

今回ご紹介するのは 千葉県習志野市のN様邸

築数十年経つ  戸建て住宅

成人したお子様が お勤め先の関係で地方に行き

現在はご夫婦ふたりで暮らしています。

在宅の中での工事をさせていただきました。

 

*新築当時のモダンな照明器具

スイス漆喰カルクウォールのラフなパターン仕上げに心地よい陰影をあたえています。

 

*一階和室:塗り壁に合わせ、ふすま張り替えも完了

 

今回は、既存塗り壁の上からスイス漆喰を塗ってほしいというリクエストでした。

雨漏れの補修と、全室の内窓増設、床や天井の大工工事は工務店が行い

八幡工業は そのあとから左官工事を担当させていただきました。

 

昨年2023年の現場調査:痛んでいる壁

き弱部は剥がして

下地を直したのち塗り替えました。

 

玄関 下がり壁  : 雨漏れの影響で発生したクラック

壁下地をパテ補修+メッシュで補強します。

 

きれいに仕上がりました。

 

階段室:雨漏れの浸み込んだあと

 

同じく階段室:ひび割れが発生している箇所

 

階段室の窓周り すべて補修が完了しました。

 

【 八幡左官:今回の作業の流れ 】

1.家具の移動、養生(窓、建具、床など)

2.ひび割れ部分を補修

3.全面 カチオン系シーラーで既存の壁を固め

4.アク止め処理を2~3回くりかえします

5.専用ミネラル下地材をローラー塗布

6.仕上げ前に見本を作り、お客様にパターンの確認

7.スイス漆喰を鏝塗り仕上げ

8.乾燥後にお客様と仕上がりチェック
(何かあれば すぐにタッチアップ)

9.養生を外し 清掃して完了

10.お引渡し

*玄関+2部屋+階段室=施工面積はおよそ80㎡

施工期間は2週間みていただきました。

 

リフォームの際には

快適で安全・安心な漆喰塗り壁をご検討ください。

 

スイス漆喰 カルクウォールのことは 八幡工業におまかせください。

漆喰を体感できるショールーム・ナチュラワイズ

施工例はこちらもご覧ください。

https://www.naturalwall.jp/build


2023年のお仕事お疲れ様です。まとめブログ

2023年 今年 ラストの ナチュラワイズ&ヤワタサカン ブログです。

 

みなさま、一年 たいへんお世話になりました。

さて、八幡工業&Natura Y’s では、さまざま左官工事のご依頼を承っています。

 

  • 一般住宅、店舗、ビル、公共建築の左官工事全般

  • 漆喰・珪藻土等の内装左官仕上げ、外壁の左官仕上げ

  • モルタル造形・エイジング塗装による特殊左官仕上げ

  • 公園遊具等の左官工事、外構エクステリア工事

     

基本的な左官工事から、仕上げまで 一貫してお応えしています。

 

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というわけで、今年一年のお仕事を駆け足で振り返ってみましょう。

北区 王子のイタリアンレストラン

コロナ禍が落ち着き 店舗の新装開店

ジョリパットの内装工事を担当しました。

こちらも 大規模な商業施設がオープン

 

都内 武蔵小山の土壁外壁仕上げ

 

八幡工業オリジナルのソイルクレド・掻き落とし仕上げ。

 

マンションエントランスのモルタル造形

 

ダイナミックな擬岩を彫刻しました。

 

一般住宅の スイス漆喰 のリフォーム

アート作品とのコラボレーション空間となりました。

 

アートといえば

八幡工業の特殊造形の技術を生かした

ケーキの形のかわいいスツールをこしらえました。

 

 

オリジナル作品紹介サイト Creema にて 通販開始しました。

いずれも一点ものです。

 

梅雨明け

外壁塗り替えの工事を行いました。

 

Stoシュトー で塗り替えました。

 

美しく仕上がった住宅の前で

思わず 喜びのポーズをとってくださった お客様。

ありがとうございました。

 

新築のビル工事

土間のモルタル打設もたくさん納めました。

砂とセメントを山のように搬入して

大勢の男たちで、現場でミキサー手練りはいつもお祭りのようです。

 

あまりご紹介する機会は少ないけれど、

実は毎月 何件もありました。

 

そして

コンクリートの杉板調補修のご依頼をたくさんいただきました。

 

特殊な技術力で 何事もなかったかのように

板の木目を作り、色合わせをする仕上げ

期待以上の施工で、口コミの環がひろがりありがたいリピートが続出しています。

 

経験豊富な八幡社長でなければ

できなかった 土蔵の改修工事もお受けしました。

 

漆喰の塗り替えが終わり

見ちがえるほど きれいになった蔵

伝統の左官技術も大切に守っています。

 

コロナ禍が落ち着いたことで

リフォームをDIYでチャレンジするお客様も増えました。

 

神奈川のお宅では、

スイス漆喰カルクウォールを母と娘さんで協力して仕上げました。

 

ナチュラワイズのワークショップも再開して

親子で参加する方や

 

 

カップルみなさんの楽しげな笑顔が戻ってきました。

 

年末に開業した虎ノ門ヒルズ

 

巨大なビルの

複雑な内装の仕上げ

長期にわたっての施工に携わりました。

 

ここにも 八幡工業の職人たちの手作業が刻まれています。

 

今年のブログのさいごを締めくくるのは

技能五輪全国大会 左官部門 に出場した20歳の木村君のこと

 

初めての大会 張り詰めた空気の中

緊張しながらも 全力で臨み、練習の成果を最大限に発揮し

今 持てる力すべてを出し切りました!!

 

マンツーマンで指導にあたった コーチの 八幡社長

 

 

ことしも締めブログ担当は、営業 斎藤でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

社員・スタッフ一同

来年も良い一年になるようにお祈り申し上げます。

 


2023~2024 年末年始の休業予定

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

八幡工業・ナチュラワイズのショールームは
下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

2023/12/29 (金)  ~ 2022/1/7(日)

誠に勝手とは存じますが、予めご了承下さいますよう
お願い申し上げます。

 


スイス漆喰の外壁の塗り替え【 埼玉県 川越市 】

10年前に施工させていただいた

埼玉県川越市のK様よりご依頼いただきました

外壁 スイス漆喰の塗り替え工事 が完了しました。

*今回は、汚れた部分のみ、漆喰塗料で化粧替えというプランです。

 

👆 完了後です。

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👇 施工前です。

 

特に汚れが目立つのは 南面の二階

バルコニーの壁です。

 

雨だれ汚れが下の方にひろがっています。

 

雨の日に、水切りの板金の部分から

たまった汚れを吸い上げている状態。

 

基礎の上の板金も同じ現象によるものです。

 

玄関側 西面

 

* 今回は、下地のモルタルもしっかりしており、

漆喰も汚れの除去のみでかまわないということでしたので、

施主様は、簡易的なメンテナンスで良いということで

汚れた部分のみ、漆喰塗料で化粧替えというプランになりました。

 

通常は、調査の結果で漆喰のひび割れや浮き剥がれがある場合、

漆喰を剥がすことをお勧めすることがあります。

 

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足場の設置はせずに、脚立で行いました。

作業は養生をしたのち

 

洗浄用の液材をローラーで塗布します。

 

洗浄剤にはウォーターセラミックを使用しました。

 

水道のシャワーで汚れを洗い流します。

 

 

染み込んだ汚れ成分がみるみるうちに水で流れていきます。

 

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一晩 乾燥させてから

浸透性のカチオンプライマーを塗布します。

漆喰層2ミリ、その下のモルタル層にしっかり沁み込ませ下地を強化させます。

 

 

 

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乾燥の のち、

スイス漆喰の下地材を塗ります。

 

ミネラルファイン下地材

 

もともとの壁はフラット仕上げ

顔料のブラックを加えて 淡いグレー色の着色仕上げとなっていました。

今回の改修では無着色の白に変更となりました。

ミネラルファインで白くなっていきます。

 

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最終仕上げは

エガリゼーションです。

 

無機の漆喰補修用塗料です。

 

中毛のローラーで塗っていきます。

 

都合2回 重ね塗りを行います。

 

施工完了です。

 

 

足場がないと届かないので

手すり壁に沿って、このような形で収めています。

今回、右側の東面と南面二階は 補修を行っていません。

 

* 施工中 👆 と比較してみてください。

 

完了時

玄関脇の壁、キレイにととのいました。

 

斜めに射し込んでいるのは 明かりのラインです。

 

 

今回、雨のかかる範囲のみの お化粧替えとしました。

いずれ経年とともに 汚れは避けられないものですが、

このような応急処置的な 補修も可能です。

 

八幡工業では、スイス漆喰のメンテナンスのプロとして、

壁の傷み具合、下地の状態を 調査したのち適正な施工にあたらせていただきます。

まずは、ご相談ください。


断熱材 シュタイコ + スイス漆喰の施工 【 川崎市麻生区 】

今、温暖地域に最適な断熱材が世界で注目されています。

ますます高い省エネ性が要求されるこれからの住宅。

 

しかしながら温暖化に加え、温暖湿潤な日本の気候条件では夏のオーバーヒートを防ぎ、

快適な環境を創る断熱材として従来の北方からの 断熱の考え方では無理があります。

ヨーロッパでの断熱材のシェアの10%は木繊維断熱材に切り替わってきています。

 

今回は、多くの木造建築家たちが「未来の断熱材」と呼ぶ STEICO(シュタイコ)を

いち早く取り入れ、内外に漆喰仕上げ塗りを施した住宅をご紹介いたします。

 

 

外壁はスイス漆喰「カルクファサード」の鏝塗り仕上げです。

 

 

この漆喰の下地が、注目の外断熱の仕様なのです。

 

 

これが、ドイツ製木繊維断熱材『STEICO(シュタイコ)』 

サイズ  厚み100ミリ  長さ 1220ミリ ×  370~430ミリ

https://iskcorp.com/all/steico/

ちなみの、シュタイコは壁だけではなく 屋根下にも入っています。

 

メーカーの説明によると

 

では、作業の流れをご紹介します。

 

 

大工さんに貼っていただいたが合板下地、

その上に専用の透湿防水紙を貼ります。

 

 

荷重のかかる器具等の部分

箱に貼った合板下地を透湿防水紙でくるみ、開口部は防水処理を施します。

 

 

100㎜(厚み)の木繊維断熱材 「シュタイコ」 を貼った状態。

溝の凸凹を合わせることで、気密性を上げ、熱橋を防ぐ事ができます。

 

「さね」

横と縦のつなぎ目の凸、凹が組み合わせの名称として「実」と呼ばれます。

 

 

凸凹を差し込むと

 

 

すき間なく ピッタリ収まるわけです。

 

 

出隅の 貼り合わせは 断熱ボードを互い違いに 勝ち負けをつけながら貼っていきます。

 

 

断熱ボードの留め付けには、専用の ガン機でステープルを打ち込み 留めていきます。

 

 

「シュタイコ」 を貼った 窓周り のおさまりの様子

 

 

サッシのつばとシュタイコの間 15ミリの隙間に

スポンジ状の「発泡テープ」を差し込みます。

発泡テープは熱で自然に膨らんでいき、雨水の侵入を防ぎます。

 

 

発泡テープの上から「シュタイコ」専用のモルタルで窓枠周りを埋めます。

ちなみに窓枠上部に貼ってあるものは「バッカー材」です。

 

 

「サッシの水切り下 端用メッシュ」を モルタルで取り付けているところ。

 

 

水切りが付いて仕上がった状態

 

 

順番が前後しますが、【基礎の水切り】の説明です。

水切り部分には 「アルミランナー」と呼ばれる 金属のレールを取り付けます。

 

 

アルミランナーは断熱材の厚さに合わせて出幅を調整します。

 

 

レールと「シュタイコ」の間には 通気の隙間を設けます。

今回は、10ミリの合板をスペーサー代わりに挟み、クリップオンメッシュを取り付けます。

 

 

出隅部 には コーナー材を入れてモルタルで接着

 

 

外断熱専用のモルタル

 

 

断熱ボードの上、下地モルタルを5ミリ程度塗ったのち1週間後乾燥養生。

次にファイバーネットを伏せ込みながら 二層目を塗りました。

 

 

モルタルがしっかり乾燥したところで

ミネラル下地材をローラー塗布し、

スイス漆喰「カルクファサード」の白で仕上げ塗りしました。

 

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この住宅では、中にも断熱材が使われています。

天井の断熱材です。

 

 

大工さんがボード下地を作っている様子です。

 

 

内装はスイス漆喰カルクウォール鏝塗り仕上げです。

 

 

 

模様は 引きずりびラフパターン

 

 

二階、三階 壁と天井を漆喰で仕上げました。

 

 

スイス漆喰による効果としては、

通常の漆喰よりも高いph13という強アルカリ性が、強い酸化還元作用を持ち、

有機物や、空気中のウイルス、匂いまでも吸着し分解してくれる力があるのです。

 

 

スイス漆喰には強い殺菌性や調湿性、そして空気を浄化する機能があり、

暮らしをバランスよく健康に保ってくれる素材として知られています。

日本の住環境でよく悩みとしてあげられる結露やカビの発生を抑えることができる漆喰 、

左官屋 おすすめの材料です

 

こちらの住宅は、ジェイホームズ株式会社からのご依頼でした。

https://www.jhomes.jp/


汚れた漆喰外壁と木部の塗りかえ事例(千葉市)

*工事完了写真 (きれいになった漆喰の白壁と木部 黒塗装)

 

千葉市のB様邸は 築15年の戸建て住宅

外壁は、和漆喰(国産メーカー)塗りと杉板張り塗装仕上げです。

 

*施工前の状況

漆喰部分は全体にチョーキング(粉ふき)、汚れがめだち。

 

随所にひび割れが発生しています。

 

グレーの部分は、黒いカビが発生しています。

 

杉板部分は、塗装の色褪せで撥水効果が弱くなっていました。

 

のら猫が爪とぎをして傷ついています。

 

現場を調査確認の後、以下の流れで施工をご提案しました。

① 全ての漆喰を剥がします

② 高圧洗浄で汚れを掃除します

③ 浸透性シーラーによる下地の保護

④ モルタル下地 ベースコート塗り+ひび割れ防止のグラスファイバーネット伏せこみ

⑤ Stoプライマー塗布

⑥ Stoロータサンk1.0鏝塗り仕上げ

⑦板張り部分は、洗浄・ペーパーかけしたのち再塗装仕上げ

 

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【 足場設置 】

 

 

今回の施工範囲は、道路に面した西面と南側

 

 

足場が出来たところで、屋根や破風などの点検調査を行います。

 

 

屋根・換気口とも ガタつきなどありません。

 

 

雨樋の中もチェック

枯れ葉やごみがたまって詰まってはいないのを写真に撮って

あとで施主様に確認してもらいます。

 

 

破風は木板に白ペンキ塗装、虫食いや風化はしていないものの

劣化が進んで あちこち剥離しているのでケレン作業が必要です。

 

 

アンテナが倒れ掛かっていたので、調整させていただきました。

 

 

最後に、防塵ネットを張って足場完成です。

 

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【 漆喰剥がし 】

 

 

すべての漆喰を剥がします。

当時の建築記録には「フジカワ建材の漆喰」と記載されていました。

 

 

軒ひさしの下の部分は、硬くて スクレイパーを持つ手に力が入ります。

15年経過していてもしっかりとモルタル下地に付いています。

 

 

手作業では歯が立たない場所は、機械を使ってサンディングします。

 

 

近隣のお車にはカバーをかけさせていただきました。

また、風向きによって干しているお洗濯ものに白い漆喰の粉が舞うことがあり

申しわけありません、大変ご迷惑・ご不便をおかけします。

 

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【 高圧洗浄 】

 

 

残った粉を掃き掃除したのち、

屋根・壁面を高圧洗浄機で水洗いします。

 

 

木部も汚れを洗い流します。

この後、窓ガラスの拭き掃除をして養生テープ貼りをします。

 

 

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【 シーラー塗布 】

 

 

洗った壁が乾燥してからプライマーを塗ります。

下地のモルタル層に浸みこんで強化する 役割があります。

 

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【 塗装作業 】

 

 

壁の漆喰塗りに入る前に 塗装屋さんに入っていただきます。

破風のケレン

 

 

破風と、軒天、板張りと それぞれに合わせた木部の塗装材料。

 

 

お世話になっている坂林塗装さん

丁寧な仕事で定評があり、お客様には「頼んでよかった」と言われ、いつも感謝です。

 

 

壁塗装は終わって、ウッドデッキ塗装は足場撤去後に残します。

 

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【 Sto シュトー仕上げ塗り 】

・ベースコート・ネット伏せ込み

・Sto プライマーのローラー塗布

実は、仕上げの前に 2工程あるのですが、記録写真がなくて申し訳ないです。

 

仕上げ材 は ドイツ漆喰 Sto シュトー

ロータサンK  1ミリサイズの骨材が入ったタイプ

 

 

ペースト状になっているので、水を少し加えて 撹拌したらすぐ塗ることが出来ます。

 

 

鮮やかな 黄色の缶は お客様から「かわいいので空き容器を欲しい」といわれます。

 

 

仕上げは、チームワークが大事。

先行して塗り付ける職人と、

おいかけて押さえる職人の息があってこそ きれいな仕上がりになります。

 

 

Sto シュトー 鏝塗りの仕上がり こんな感じです。

ポストのカバーも塗装屋さんがきれいにしてくれました。

 

*下が施工前の写真です。

 

最後に足場撤去後、すべての工事が完了した時の写真をご紹介します。

 

 

*手前の木製の物入は お客様が塗り替えするそうで、手をいれていません。

 

 

 

 

 

 

お客様より メールでメッセージをいただきました。

 

外壁が大変きれいになり、とても嬉しく存じます。

御社にお願いして良かったです。このたびはありがとうございました。

 

外壁の漆喰の外壁汚れで お悩みのみなさま。

漆喰は 漆喰専門の左官屋のプロのお店ご相談ください。

ちなみに漆喰なのか、別の何の材料なのか わからない・・・場合は、

まずは建築を担当した工務店の大工さん・監督さんにお尋ねください。

材料が何かわからないと左官屋でも対応できない場合があります。

最後までお読みいただきありがとうございましたました。

八幡工業  ナチュラワイズ 斎藤のご報告でした。


亡き妻に捧げる「イギリススタイルのサロンリフォーム」

 

めざしたのは

シンプルで、仕立ての良いものに囲まれた「英国流のゆたかな暮らし」

葛飾区にあるI様邸の一室

壁は、スイス漆喰カルクウォールで仕上げさせていただきました

 

 

訪れるひとを出迎えてくれるのは

風に揺られてゆっくりと旋回する織物の額装

京都在住の染織作家 むらたちひろさんのアート作品です

https://murata-chihiro.tumblr.com/

 

施主のI様 は、偶然 訪れたギャラリーで 風にはためく この作品を見た瞬間

「洗濯して干していた妻の服が、風をうけて踊っているようにみえた」

病で先立たれた 奥様との忘れられない思い出とかさなって

この作品を どうしても ゆずってほしいと思ったそうです

 

 

作家のむらたさん(左) 施主 I様

むらたさんは 工事のいいタイミングで  わざわざ京都からお越しくださいました

 

 

出来上がった作品を、施主様と開梱する むらたさん

 

 

床からの高さ、天井とのバランスを確認中

 

 

取り付けのバランスをみる むらたさん

 

 

作品をやさしく照らすペンダントライトは

手拭きガラスの一点もの

 

 

麻布のカーテンを支える

アンティーク調のアイアンレール

 

 

さらっとやわらかな肌触りのアイリッシュリネンの風合い

うつくしいドレープ がつくる絶妙なライン

 

 

きれいに活けられた 花束

奥様の大好きだった植物でアレンジされています

 

 

奥様はとても器用な方で

DIYで家具を塗装したり、漆喰の塗り壁にも積極的に取り組んでいました

 

 

ウィリアム・モリスのデザインした植物柄の壁紙

これも奥様が貼ったものです

共柄のコンセントプレートはご主人様が カルトナージュで丁寧に仕上げています

 

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 コロナ禍の2022年 春

ご主人様から リフォーム相談の件でと、ご連絡をいただき

数年ぶりでお宅を訪問させていただきました

 

まずは 奥様がお亡くなりになったことを告げられ驚きました

いっしょに漆喰を塗っていた、とてもアクティブだった姿が印象的だったので・・・

 

 

*1階のリビングダイニング: 奥様がコーディネートした英国調のインテリアで統一

  職人が天井を仕上げ、壁塗りの漆喰は奥様が手がけました (あれから8年)

 

奥様が長い闘病生活の中で 心残りだった のは、

2階のお部屋のリフォームを完成させることができないままだったこと


最期に遺言として 夫に伝えたのは

「あの部屋は 八幡工業の斎藤さんに相談してください

 

 

笑顔がステキな奥様

祭壇に手を合わせ、お線香をあげさせていただきました

 

そして、あらためて奥様のコーディネートを拝見

 

 

モーリスの壁紙とお気に入りのオーダーカーテン

 

 

ボタニカルなシェイプのランプシェード

さりげなく 吊るされたドライフラワー

 

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案内された2階の部屋

奥様が3年前 体調が悪くなってからそのままの状態

 


リフォーム作業の途中のまま 

今にも 作業中の奥様が 笑顔で出てきてくれそう・・・

 


奥様がいなくなって 数か月後

いつまでも落ち込んでいるわけにはいかないと 見せてくれました

 

 

用具も取りそろえ  着々と準備をされています

 


テープ養生もそのままに、パテ処理などがんばっていらしたのだなぁ

 

 

天井の飾りのモールの取り付け、塗装は下塗りの状態

 

 

お部屋をみていたら いつのまにか

奥様がとてもかわいがっていた猫ちゃんがあいさつに来てくれました

「あとはよろしくお願いいたします」

と、声が聞こえたような気がしました

 

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ご依頼の項目を整理し、お見積もりを開始

1. DIY残材などの引き取りと 廃棄処分のお手伝い

2. 塗装・漆喰の塗り仕上げ作業を引き継ぐ

3. カーテンのオーダーメード

4. エアコン新設

5. 照明器具の取り付け工事

6. アート作品のパネル設置にともなう付帯工事

・・・・など細かいことに気を配ります

 

 

 この日は、カーテンの打合せ

亀有の インテリアショップ「 ファブリカ」さんが来てくれました

http://fabrica.co.jp/

 

 

ワゴン車の中は、カーテンの移動ショールーム

 

 

クロスと合わせようかと モリスの見本を実際に窓に下げてみました

 

 

 

レールや、タッセルも カタログから色形を選んでいただきました。

 


壁の漆喰  壁紙との色合わせの見本を作りました

漆喰は奥様のお気に入りのスイス漆喰カルクウォール

 

 

アク止め処理を行ったのち

専用の下塗り材を塗布しました

 

 

仕上げは はなさんが担当しました

 

スイス漆喰カルクウォール

ご主人は悩んだ末、シンプルに 白に決めました

 

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順番が前後しますが、天井との見切り、壁紙とのボーダーは

漆喰工事の前に 塗装し直しました (アミックさん)

 

 

使った塗装材はバターミルクペイントの

イエローウィッシュホワイト(奥様のご指定色です)

 

 

塗装工事・漆喰工事が仕上がって 乾いたタイミングで 


クサマデンキさんにエアコンの設置工事に入っていただきました

 

 

各工事が終わり、最後にカーテン取り付け

オーダーカーテンは注文から4週間後に届きました

コロナ禍の輸送の遅れの影響もあり、輸入品だったのでお待たせしました

 

 

レール金具を取り付けるのは、カーテンの端を綺麗に納める工夫

 

 

照明のベース部分へのメダリオンの工事

 


アカンシスの彫刻が、天井漆喰の模様と相まって素敵に映えます

 

 

白い西洋漆喰とモリスの壁紙と、ボーダーの装飾材

 

                        

天井の廻り縁 漆喰に合う気品ある意匠

 

 

お掃除が終わって、

最初のお客様は 猫ちゃんでした

「お疲れさまでした」

と言ってくれたのかな

 

英国暮らしの著書が多数ある  井形慶子さんによると

「イギリス人は家を買う時に、利便性より『個性』と『歴史』を大切にします。

 家は持った時から『家づくりの夢』が始まり、

 その家を通して自分の好きなものや人生観を表現していく。

   そしてそこで表現された『個性』や『歴史』に最大の敬意を表します。

 愛着を持って育てていく古いだけではない『成熟した家』をめざす。」

 

英国流のゆたかな暮らしは、こうやって丁寧な仕事によって作られていくのかな

たくさんのご縁でつながった 忘れられないリフォームを納めさせていただきました

関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました

レポートは 八幡工業・ナチュラワイズの斎藤でした


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