
イベントレポート
亡き妻に捧げる「イギリススタイルのサロンリフォーム」
めざしたのは
シンプルで、仕立ての良いものに囲まれた「英国流のゆたかな暮らし」
葛飾区にあるI様邸の一室
壁は、スイス漆喰カルクウォールで仕上げさせていただきました
訪れるひとを出迎えてくれるのは
風に揺られてゆっくりと旋回する織物の額装
京都在住の染織作家 むらたちひろさんのアート作品です
https://murata-chihiro.tumblr.com/
施主のI様 は、偶然 訪れたギャラリーで 風にはためく この作品を見た瞬間
「洗濯して干していた妻の服が、風をうけて踊っているようにみえた」
病で先立たれた 奥様との忘れられない思い出とかさなって
この作品を どうしても ゆずってほしいと思ったそうです
作家のむらたさん(左) 施主 I様
むらたさんは 工事のいいタイミングで わざわざ京都からお越しくださいました
出来上がった作品を、施主様と開梱する むらたさん
床からの高さ、天井とのバランスを確認中
取り付けのバランスをみる むらたさん
作品をやさしく照らすペンダントライトは
手拭きガラスの一点もの
麻布のカーテンを支える
アンティーク調のアイアンレール
さらっとやわらかな肌触りのアイリッシュリネンの風合い
うつくしいドレープ がつくる絶妙なライン
きれいに活けられた 花束
奥様の大好きだった植物でアレンジされています
奥様はとても器用な方で
DIYで家具を塗装したり、漆喰の塗り壁にも積極的に取り組んでいました
ウィリアム・モリスのデザインした植物柄の壁紙
これも奥様が貼ったものです
共柄のコンセントプレートはご主人様が カルトナージュで丁寧に仕上げています
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コロナ禍の2022年 春
ご主人様から リフォーム相談の件でと、ご連絡をいただき
数年ぶりでお宅を訪問させていただきました
まずは 奥様がお亡くなりになったことを告げられ驚きました
いっしょに漆喰を塗っていた、とてもアクティブだった姿が印象的だったので・・・
*1階のリビングダイニング: 奥様がコーディネートした英国調のインテリアで統一
職人が天井を仕上げ、壁塗りの漆喰は奥様が手がけました (あれから8年)
奥様が長い闘病生活の中で 心残りだった のは、
2階のお部屋のリフォームを完成させることができないままだったこと
最期に遺言として 夫に伝えたのは
「あの部屋は 八幡工業の斎藤さんに相談してください」
笑顔がステキな奥様
祭壇に手を合わせ、お線香をあげさせていただきました
そして、あらためて奥様のコーディネートを拝見
モーリスの壁紙とお気に入りのオーダーカーテン
ボタニカルなシェイプのランプシェード
さりげなく 吊るされたドライフラワー
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案内された2階の部屋
奥様が3年前 体調が悪くなってからそのままの状態
リフォーム作業の途中のまま
今にも 作業中の奥様が 笑顔で出てきてくれそう・・・
奥様がいなくなって 数か月後
いつまでも落ち込んでいるわけにはいかないと 見せてくれました
用具も取りそろえ 着々と準備をされています
テープ養生もそのままに、パテ処理などがんばっていらしたのだなぁ
天井の飾りのモールの取り付け、塗装は下塗りの状態
お部屋をみていたら いつのまにか
奥様がとてもかわいがっていた猫ちゃんがあいさつに来てくれました
「あとはよろしくお願いいたします」
と、声が聞こえたような気がしました
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ご依頼の項目を整理し、お見積もりを開始
1. DIY残材などの引き取りと 廃棄処分のお手伝い
2. 塗装・漆喰の塗り仕上げ作業を引き継ぐ
3. カーテンのオーダーメード
4. エアコン新設
5. 照明器具の取り付け工事
6. アート作品のパネル設置にともなう付帯工事
・・・・など細かいことに気を配ります
この日は、カーテンの打合せ
亀有の インテリアショップ「 ファブリカ」さんが来てくれました
ワゴン車の中は、カーテンの移動ショールーム
クロスと合わせようかと モリスの見本を実際に窓に下げてみました
レールや、タッセルも カタログから色形を選んでいただきました。
壁の漆喰 壁紙との色合わせの見本を作りました
漆喰は奥様のお気に入りのスイス漆喰カルクウォール
アク止め処理を行ったのち
専用の下塗り材を塗布しました
仕上げは はなさんが担当しました
スイス漆喰カルクウォール
ご主人は悩んだ末、シンプルに 白に決めました
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順番が前後しますが、天井との見切り、壁紙とのボーダーは
漆喰工事の前に 塗装し直しました (アミックさん)
使った塗装材はバターミルクペイントの
イエローウィッシュホワイト(奥様のご指定色です)
塗装工事・漆喰工事が仕上がって 乾いたタイミングで
クサマデンキさんにエアコンの設置工事に入っていただきました
各工事が終わり、最後にカーテン取り付け
オーダーカーテンは注文から4週間後に届きました
コロナ禍の輸送の遅れの影響もあり、輸入品だったのでお待たせしました
レール金具を取り付けるのは、カーテンの端を綺麗に納める工夫
照明のベース部分へのメダリオンの工事
アカンシスの彫刻が、天井漆喰の模様と相まって素敵に映えます
白い西洋漆喰とモリスの壁紙と、ボーダーの装飾材
天井の廻り縁 漆喰に合う気品ある意匠
お掃除が終わって、
最初のお客様は 猫ちゃんでした
「お疲れさまでした」
と言ってくれたのかな
英国暮らしの著書が多数ある 井形慶子さんによると
「イギリス人は家を買う時に、利便性より『個性』と『歴史』を大切にします。
家は持った時から『家づくりの夢』が始まり、
その家を通して自分の好きなものや人生観を表現していく。
そしてそこで表現された『個性』や『歴史』に最大の敬意を表します。
愛着を持って育てていく古いだけではない『成熟した家』をめざす。」
英国流のゆたかな暮らしは、こうやって丁寧な仕事によって作られていくのかな
たくさんのご縁でつながった 忘れられないリフォームを納めさせていただきました
関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました
レポートは 八幡工業・ナチュラワイズの斎藤でした
しっくいアートパネルのワークショップ開催
こんにちは、八幡工業・ナチュラワイズの斎藤です。
この日、葛飾区にある 東江幼稚園にて ワークショップを行いました。
上の写真は、前日に MDFの板に 下地処理をした様子です。
まさに、まっしろいキャンバスがずら~り。
いったいどんな作品がうまれてくるのでしょうか。
今回のワークショップのお題は、「しっくいアートパネル つくり」
幼稚園なので、お子様向けのものと思いきや、
大人の方たち が 親睦・交流をはかる目的のイベントなので
園の中の広いお部屋を会場に ソーシャルディスタンスをきっちり図り、
午前・午後と およそ20人ずつ、2セット行いました。
最初に、八幡社長による 漆喰塗りの 実演。
はじめて見る 匠の技・左官にみなさん 注目されていました。
そして製作開始
鏝道具 ご自由にお使いください。
まずは、パネルに漆喰を塗っていきます。
今回は スイス漆喰カルクウォールをご用意しました。
ビュッフェスタイルで顔料はこちらからお好きなものをお好きなだけ。
そののち、自由に色を付けたり
準備してきてくださったステンシル型でデザインしたり、
コテで彫刻したり、
この方は、枯山水のをミニチュア造園をしています。
ちゃんと、熊手もご用意してきてくれました。
アイディアがふくらんできて、もっと、やりたい! でも
製作時間は、およそ1時間30分。
出来上がった方から 作品を見せていただきました。
作品も いい、作者も いい笑顔です!
額縁も漆喰で仕上げています。
グラデーションが鮮やかです
東江幼稚園 理事長
貝殻、ガラスを漆喰に埋め込んだ作品。
鳥のステンシルの作品 ステキ!
みなさん、力作ぞろいの
とってもステキなアートパネルが完成しましたね。
普段は育児家事と忙しいお母さん お父さんも、
しっくいアートパネル制作の間は、自分の世界に全集中し、気分転換できたようです♫
東江幼稚園では、こういった
父母のみなさんが参加できる講習会や、サークル活動が様々あるそうですが、
もしも弟妹ちゃんがいても、他の子の父母のみなさんがが預かってくれるので、
安心して参加できることが多いのだそうです。
リフレッシュに、自分を高めるために、保護者間の情報交換にと
おとなのためのイベント、楽しめて良いですね♫
準備から後片付けまで、実にテキパキとやってくださった
東江幼稚園 父母の会 幹事の皆さん。
ありがとうございました!
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さて、後日こんなお知らせをいただきました。
八幡社長、八幡工業の皆様、ワークショップのご指導ありがとうございました。
とても貴重な 体験をさせていただき、住宅環境や心身にも良い「漆喰の魅力」を知ることが出来ました。
参加した みなさんは充実した時間を過ごすことが出来、すごく喜んでいました。
実は、当日来られなかった父母のなかで
「アートパネルやりたい!」という方たちがいます。
ぜひ、八幡工業さまを訪問し、一時間くらいで出来たら良いなぁ。
その帰りにカフェも利用出来たら良いなぁ。・・・と計画しています。
ご検討のほど、よろしくお願いします。
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大丈夫です。
コロナ禍のこんな時期ですが、父母会やお楽しみ会に ご利用ください。(人数は4~5名さままで)
ただ、先日、園でやらせていただいた私の印象では、アートパネルは1時間では時間が足りず大忙しで申し訳なく思っています。
せっかく、いらっしゃるのでしたら ぜひ「塗り壁ワークショップ」もセットでおたのしみください。
というわけで、プランとして、
午前10時スタートで塗り壁体験
12時からランチ休憩をはさんで
午後1時からアートパネル制作
終わった方から終了という形が良いかと思います。
ランチ料金は別で 参加費は、おひとりさま 3000円(税込み)でお願いします。
ちなみに、アートパネルだけで良いという場合でも準備の関係で3000円でお願いします。
人数をお知らせいただけましたら事前にパネルに下地材を塗ったり色漆喰材料を調合して用意しておきます。
お申し込みは こちらからどうぞ!!
https://www.naturalwall.jp/workshop
スイス漆喰マイスター会 認定施工業者のおしらせ
このたび有限会社八幡工業は
スイス漆喰マイスター会事務局が定める
知識、技術、対応力における基準を満たす
スイスマイスター施工業者として認定をいただきました。
イケダコーポレーション東京・築地ショールームで行われた認定式の様子。
加藤常務取締役より 八幡専務に直接手渡されました。
認定書授与式のあとの全国の施工店さんとの交流会
あわせて、株式会社イケダコーポレーションさんよりのお知らせです。
「スイスウォール」のオフィシャルサイトオープン!
スイス漆喰の歴史や機能性など、より分かりやすく解説しております。また、
一般のお客様向けにメンテナンスやDIYの方法についてのページもございます。
今後さらにお役立ていただければと思いますので、是非ご覧ください!
◇SWISSWALL Official Site▶️ https://swisswall.jp/
「まちたんけん」で左官を知るこどもたち
「こんにちは~ よろしくおねがいします」
元気なあいさつからはじまりました。
この日は 葛飾区の幸田小学校2年生のこどもたちが
「まちたんけん(町探検)」の授業で八幡工業ショールームの
見学にきてくれました。
いつものことながら「左官 」という仕事
ほとんどだ~れも知りません。
ということで、今回は八幡社長に 「塗り壁」を実演してもらうことにしました。
みんな、食い入るように見ています。
そのあと、こどもたちの質問にお答えしました。
例えば・・・
Q: お仕事は何時から何時までですか。
A : 現場で8時から夕方5時まで働きます。
職人さんは朝4時くらいには起きて会社に6時に集合
そこから車に道具や材料を積み込んで出発します。
15分の見学会 最後に「ありがとうございました~」丁寧なご挨拶。
この日は時間をずらして 1クラス30数名のこどもたち
2クラスが訪問してくれました。
みなさんには おみやげで「左官屋」のお仕事の説明を
お持ち帰りいただきました。
そして、後日 カラフルな お礼のお手紙をいただきました。
スタッフ一同 だいじに読ませていただきました。
10年後 おぼえていてくれたらいいな。
左官屋 さんのお仕事
そう、朝みんながお布団でスヤスヤ寝ている時間に
職人さんたちはがんばって早起きして
毎日 お仕事に出ていくんですよ。
きっとみなさんのお父さんやお母さんも同じように
がんばっているんです。
「見学 ありがとうございました~」
また いつでもあそびにきてくださいね。
工務店の感謝イベントで 塗り壁体験
工務店の感謝イベントのお手伝いで
しっくい塗り壁体験コーナーを担当させて頂きました。
参加したのは、埼玉県 鴻巣にある 佐藤ホームさんの
お家をつくる人たちと物づくりを楽しむ体験型イベントです。
佐藤ホーム さんは埼玉県で洋風のオシャレな注文住宅を建ているいて
八幡工業は 内装・外壁の漆喰塗り壁に携わって長いお付き合いになります。
この日は 以前 施工させていただいた スイス漆喰のモデルハウスが
出店のお花屋さんやワークショップの会場になっていました。
大工さんとはじめての のこぎり体験
金づちで釘打ち
橋爪くん 法被を羽織って 塗り壁の指導員になっています。
とても熱心な中学生の男の子たち
30分くらい夢中になって漆喰塗りに挑戦してくれました。
ちいさなお子様もママといっしょに
ひとりでもできました。
ユンボに乗れる体験 楽しそう~~
ほかにも お餅つき大会があったり
最後には 佐藤社長さんと じゃんけん大会 !!
すてきな景品がたくさんプレゼントされていました。
冬場の あたたかな晴の日でとても楽しいイベントでした。
スタッフの皆様、建築業者の職人さんたちお疲れさまでした。
お誘いいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
「塗り壁ワークショップ」再開しました。

「ナチュラワイズ」が主宰する塗り壁の体験イベントです。
塗り壁というと「経験を積んだ職人さんがするもの」と思われがちですが、
ワークショップでは左官アドバイザーが丁寧にアドバイスするので、初めての方や
お子様でも気軽に参加できます。


参加費 |
おひとり 3,000円(いちどに1組4名様まで可能です) |
---|---|
所用時間 |
1回 2時間程度 |
場所 |
ナチュラワイズショールーム(東京都葛飾区西水元 2-11-17) ※出張ワークショップにも対応できます。お気軽にご相談ください。 |
参加特典 |
商品購入時に割引特典があります。 *例)ご自宅での塗り壁DIYに必要な道具を無料でレンタルします。 また、DIY現場サポートにもインストラクターが出張いたします。 |




弊社で材料をお買い求めいただくことが前提のワークショップです。
他社の製品に関しての説明やアドバイスは出来かねますのであらかじめご了承ください。
詳しくは以下のページをご覧ください。
https://www.naturalwall.jp/workshop
お申込みは こちらの専用フォームからお願いします。
https://www.naturalwall.jp/form/
建設マスター顕彰のお知らせ
この度、弊社 八幡吉彦は、平成 30 年度「優秀施工者国土交通大臣顕彰」にて
優秀な技能・技術を持つ建設技能者として『建設マスター』を顕彰いたしました。
メルパルクホール (東京都港区芝公園)にて開催された式典の様子。
左官職種では 全国から9名が顕彰しましたが、
ベテラン勢の 50歳 以上が多い中、八幡は41歳での顕彰となり恐縮しています。
この日は、各分野で優秀な技能・技術を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献をした
建設技能者422名が建設マスターとして顕彰、
そして、今後さらなる活躍が期待される青年技能者101名を建設ジュニアマスターとして
顕彰しました。
いただいた顕彰状です。
顕彰(けんしょう)とは、個人の著名でない功績や善行などをたたえて広く世間に知らしめること
純銀製のバッチもいただきました。
日本左官業組合連合会
長谷川会長から祝電を頂戴いたしました。
ますます精進してまいります。
ひとえに お客様、取引先の皆様、
会社のスタッフ、そして家族の支えあっての顕彰でございます。
みなさまありがとうございました。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
夏休み子供向けワークショップを開催しました!
8月6日(火)、7日(水)
夏休み子供向けワークショップを開催しました!
小学生を中心に泥団子を磨いて磨いてピカピカに♪
すこしづつ材料を乗せながら磨いていきます。
はじめて30分もたっていないうちから
「まだ?」「まだ光らない!」と焦る子ども達。
「まだまだもっときれいになるよ!」と励まし、
磨き続けてもらうと…
「光ってきた!」とパッと笑顔を向けてくれました(^^)
少しでも光ってくると、驚きの集中力を発揮。
磨くガラスのコップの動きも滑らかにまるで職人の顔つき!
納得するまでピカピカに磨きあげていました。
「左官」という職業について親しみを持ってもらえれば、と
左官についてのリーフレットも用意しました。
自由研究の資料としてぜひ活用していただきたいです!
高砂中学でのこども左官体験 2018
平成28年6月30日(木曜日)、葛飾区立高砂中学校で開催された
様々な職業の方から仕事を学ぶ「高砂ハローワーク」に講師として参加してまいりました。
これは、生徒が実際の仕事について理解を深め、将来の夢や希望、
目標に繋げる力を身につけることを目的に、毎年行なわれています。
☟ 葛飾区の広報 (平成28年版の記事です)
http://www.city.katsushika.lg.jp/information/kouho/1005541/1011808.html
小中一貫教育校である高砂中学校では、高砂ハローワークを小中連携授業と位置付けており、
当日は制服姿の中学生と私服姿の小学生が一緒に授業を受ける様子が印象的でした。
八幡工業からは 八幡社長、斎藤、谷の3人で2コマの体験授業を受け持ちました。
小学生は「光る漆喰ボール」をつくりました。
八幡社長の指導のもと 6年生が5人参加してくれました。
あらかじめ土と砂しっくいで下地が出来た状態のボールに
好みの色絵の具を混ぜた漆喰クリームを塗って
あとはひたすらガラスの瓶やコップで磨く作業。
これは、左官の鏝で土や漆喰を塗り磨くことで、
ピカピカ光るきれいな壁や床が出来上がるのを感じてもらうねらいです。
と、むずかしいことはさておき
みんな光るボールに夢中で瞳がキラキラしていました。
さて、同じ美術室のこちらサイドは中学3年生
10人が参加しての制作です。
これは、左官の技法のひとつ「掻き落とし仕上げ」のパネル。
あらかじめ 社長が作った見本です。
「掻き落とし仕上げ」
モルタルなどの表面が完全に乾く前にコテ・ブラシ・剣山などで引っ掻き、
表面に細かい凹凸のある表情にする左官ならではの伝統的な装飾工法です。
優しく深みのある肌合いと質感に仕上がり、品格のある佇まいを実現できる。
左官職人の卓越した技術と経験値により、落ち着いた質感や柔らかい佇まいを
表現できるため、高級住宅の外壁や塀などに多く使用されています。
この高級仕上げを体験してもらうのが目的です。
まずは材料を鏝で塗り付けのばします。
そのあと、あらかじめ用意してきてもらった 名前のステンシルシートを
上からのせて 色ちがいの材料を塗ります。
そ~っと ステンシルをめくるドキドキの瞬間。
こちらは黄色から緑へのグラデーションに挑戦。
このあと、終了時間まで鏝を使ってカリカリと掻き落としてもらいました。
ひとりの生徒さんから 最後の感想で、
「鏝で塗るのはむずかしかったけど、楽しかったです。
そして、材料の乾き具合のタイミングを見計らって掻き落とすのは難しいので
左官屋さんは大きな壁をどうやっているのすごいな~と思いました。」
左官という仕事の面白さ、奥深さ、など感じてもらえたようでらうれしいです。
みなさん お疲れ様でした。 講師の斎藤さんより
J-waveに Stay tune してきました!
本日は晴天なり、
塗り壁アドバイザーの斎藤です。
本日、5月24日(木)六本木ヒルズにて八幡工業 吉彦専務と
J-WAVE のFM 生放送に出演してまいりました。
開局30周年 スタジオのあるフロアは33階!!
まさに、おのぼりさん笑
晴れ渡った空に 東京タワーがバッチリみえます。
うわ~ 緊張します、でも写真はしっかり撮ります。
このあと奥のブースに移動して
ナチュラワイズとカフェのPRをさせていただきました。
http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/support/

テリーちゃんめっちゃかわいいです。
サッシャさんでっかくて胸板あついです。
3分間のぶっつけ本番の放送終了後
おふたりにちゃっかり鏝をもっていただき
記念撮影をさせていただきました。
ご視聴いただいた皆様ありがとうございました。
実は、ラジコというアプリでしたら
聴き逃したかたも放送終了後の番組が何度でも聴けるんです!!
radiko.jp は、パソコンがそのままラジオ受信機となる
「IP(Internet Protocol)サイマルラジオ」の配信サービスです.
stepone (ステップワン)という番組 の
5月24日(木)の午前 11:37 あたりをタイムフリー機能で探してみてください。
わたしもあとで聴いて反省会します(笑)
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