スタッフブログ

スタッフブログ 2023

2023~2024 年末年始の休業予定

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

八幡工業・ナチュラワイズのショールームは
下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

2023/12/29 (金)  ~ 2022/1/7(日)

誠に勝手とは存じますが、予めご了承下さいますよう
お願い申し上げます。

 


スイス漆喰の外壁の塗り替え【 埼玉県 川越市 】

10年前に施工させていただいた

埼玉県川越市のK様よりご依頼いただきました

外壁 スイス漆喰の塗り替え工事 が完了しました。

*今回は、汚れた部分のみ、漆喰塗料で化粧替えというプランです。

 

👆 完了後です。

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👇 施工前です。

 

特に汚れが目立つのは 南面の二階

バルコニーの壁です。

 

雨だれ汚れが下の方にひろがっています。

 

雨の日に、水切りの板金の部分から

たまった汚れを吸い上げている状態。

 

基礎の上の板金も同じ現象によるものです。

 

玄関側 西面

 

* 今回は、下地のモルタルもしっかりしており、

漆喰も汚れの除去のみでかまわないということでしたので、

施主様は、簡易的なメンテナンスで良いということで

汚れた部分のみ、漆喰塗料で化粧替えというプランになりました。

 

通常は、調査の結果で漆喰のひび割れや浮き剥がれがある場合、

漆喰を剥がすことをお勧めすることがあります。

 

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足場の設置はせずに、脚立で行いました。

作業は養生をしたのち

 

洗浄用の液材をローラーで塗布します。

 

洗浄剤にはウォーターセラミックを使用しました。

 

水道のシャワーで汚れを洗い流します。

 

 

染み込んだ汚れ成分がみるみるうちに水で流れていきます。

 

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一晩 乾燥させてから

浸透性のカチオンプライマーを塗布します。

漆喰層2ミリ、その下のモルタル層にしっかり沁み込ませ下地を強化させます。

 

 

 

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乾燥の のち、

スイス漆喰の下地材を塗ります。

 

ミネラルファイン下地材

 

もともとの壁はフラット仕上げ

顔料のブラックを加えて 淡いグレー色の着色仕上げとなっていました。

今回の改修では無着色の白に変更となりました。

ミネラルファインで白くなっていきます。

 

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最終仕上げは

エガリゼーションです。

 

無機の漆喰補修用塗料です。

 

中毛のローラーで塗っていきます。

 

都合2回 重ね塗りを行います。

 

施工完了です。

 

 

足場がないと届かないので

手すり壁に沿って、このような形で収めています。

今回、右側の東面と南面二階は 補修を行っていません。

 

* 施工中 👆 と比較してみてください。

 

完了時

玄関脇の壁、キレイにととのいました。

 

斜めに射し込んでいるのは 明かりのラインです。

 

 

今回、雨のかかる範囲のみの お化粧替えとしました。

いずれ経年とともに 汚れは避けられないものですが、

このような応急処置的な 補修も可能です。

 

八幡工業では、スイス漆喰のメンテナンスのプロとして、

壁の傷み具合、下地の状態を 調査したのち適正な施工にあたらせていただきます。

まずは、ご相談ください。


断熱材 シュタイコ + スイス漆喰の施工 【 川崎市麻生区 】

今、温暖地域に最適な断熱材が世界で注目されています。

ますます高い省エネ性が要求されるこれからの住宅。

 

しかしながら温暖化に加え、温暖湿潤な日本の気候条件では夏のオーバーヒートを防ぎ、

快適な環境を創る断熱材として従来の北方からの 断熱の考え方では無理があります。

ヨーロッパでの断熱材のシェアの10%は木繊維断熱材に切り替わってきています。

 

今回は、多くの木造建築家たちが「未来の断熱材」と呼ぶ STEICO(シュタイコ)を

いち早く取り入れ、内外に漆喰仕上げ塗りを施した住宅をご紹介いたします。

 

 

外壁はスイス漆喰「カルクファサード」の鏝塗り仕上げです。

 

 

この漆喰の下地が、注目の外断熱の仕様なのです。

 

 

これが、ドイツ製木繊維断熱材『STEICO(シュタイコ)』 

サイズ  厚み100ミリ  長さ 1220ミリ ×  370~430ミリ

https://iskcorp.com/all/steico/

ちなみの、シュタイコは壁だけではなく 屋根下にも入っています。

 

メーカーの説明によると

 

では、作業の流れをご紹介します。

 

 

大工さんに貼っていただいたが合板下地、

その上に専用の透湿防水紙を貼ります。

 

 

荷重のかかる器具等の部分

箱に貼った合板下地を透湿防水紙でくるみ、開口部は防水処理を施します。

 

 

100㎜(厚み)の木繊維断熱材 「シュタイコ」 を貼った状態。

溝の凸凹を合わせることで、気密性を上げ、熱橋を防ぐ事ができます。

 

「さね」

横と縦のつなぎ目の凸、凹が組み合わせの名称として「実」と呼ばれます。

 

 

凸凹を差し込むと

 

 

すき間なく ピッタリ収まるわけです。

 

 

出隅の 貼り合わせは 断熱ボードを互い違いに 勝ち負けをつけながら貼っていきます。

 

 

断熱ボードの留め付けには、専用の ガン機でステープルを打ち込み 留めていきます。

 

 

「シュタイコ」 を貼った 窓周り のおさまりの様子

 

 

サッシのつばとシュタイコの間 15ミリの隙間に

スポンジ状の「発泡テープ」を差し込みます。

発泡テープは熱で自然に膨らんでいき、雨水の侵入を防ぎます。

 

 

発泡テープの上から「シュタイコ」専用のモルタルで窓枠周りを埋めます。

ちなみに窓枠上部に貼ってあるものは「バッカー材」です。

 

 

「サッシの水切り下 端用メッシュ」を モルタルで取り付けているところ。

 

 

水切りが付いて仕上がった状態

 

 

順番が前後しますが、【基礎の水切り】の説明です。

水切り部分には 「アルミランナー」と呼ばれる 金属のレールを取り付けます。

 

 

アルミランナーは断熱材の厚さに合わせて出幅を調整します。

 

 

レールと「シュタイコ」の間には 通気の隙間を設けます。

今回は、10ミリの合板をスペーサー代わりに挟み、クリップオンメッシュを取り付けます。

 

 

出隅部 には コーナー材を入れてモルタルで接着

 

 

外断熱専用のモルタル

 

 

断熱ボードの上、下地モルタルを5ミリ程度塗ったのち1週間後乾燥養生。

次にファイバーネットを伏せ込みながら 二層目を塗りました。

 

 

モルタルがしっかり乾燥したところで

ミネラル下地材をローラー塗布し、

スイス漆喰「カルクファサード」の白で仕上げ塗りしました。

 

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この住宅では、中にも断熱材が使われています。

天井の断熱材です。

 

 

大工さんがボード下地を作っている様子です。

 

 

内装はスイス漆喰カルクウォール鏝塗り仕上げです。

 

 

 

模様は 引きずりびラフパターン

 

 

二階、三階 壁と天井を漆喰で仕上げました。

 

 

スイス漆喰による効果としては、

通常の漆喰よりも高いph13という強アルカリ性が、強い酸化還元作用を持ち、

有機物や、空気中のウイルス、匂いまでも吸着し分解してくれる力があるのです。

 

 

スイス漆喰には強い殺菌性や調湿性、そして空気を浄化する機能があり、

暮らしをバランスよく健康に保ってくれる素材として知られています。

日本の住環境でよく悩みとしてあげられる結露やカビの発生を抑えることができる漆喰 、

左官屋 おすすめの材料です

 

こちらの住宅は、ジェイホームズ株式会社からのご依頼でした。

https://www.jhomes.jp/


汚れた漆喰外壁と木部の塗りかえ事例(千葉市)

*工事完了写真 (きれいになった漆喰の白壁と木部 黒塗装)

 

千葉市のB様邸は 築15年の戸建て住宅

外壁は、和漆喰(国産メーカー)塗りと杉板張り塗装仕上げです。

 

*施工前の状況

漆喰部分は全体にチョーキング(粉ふき)、汚れがめだち。

 

随所にひび割れが発生しています。

 

グレーの部分は、黒いカビが発生しています。

 

杉板部分は、塗装の色褪せで撥水効果が弱くなっていました。

 

のら猫が爪とぎをして傷ついています。

 

現場を調査確認の後、以下の流れで施工をご提案しました。

① 全ての漆喰を剥がします

② 高圧洗浄で汚れを掃除します

③ 浸透性シーラーによる下地の保護

④ モルタル下地 ベースコート塗り+ひび割れ防止のグラスファイバーネット伏せこみ

⑤ Stoプライマー塗布

⑥ Stoロータサンk1.0鏝塗り仕上げ

⑦板張り部分は、洗浄・ペーパーかけしたのち再塗装仕上げ

 

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【 足場設置 】

 

 

今回の施工範囲は、道路に面した西面と南側

 

 

足場が出来たところで、屋根や破風などの点検調査を行います。

 

 

屋根・換気口とも ガタつきなどありません。

 

 

雨樋の中もチェック

枯れ葉やごみがたまって詰まってはいないのを写真に撮って

あとで施主様に確認してもらいます。

 

 

破風は木板に白ペンキ塗装、虫食いや風化はしていないものの

劣化が進んで あちこち剥離しているのでケレン作業が必要です。

 

 

アンテナが倒れ掛かっていたので、調整させていただきました。

 

 

最後に、防塵ネットを張って足場完成です。

 

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【 漆喰剥がし 】

 

 

すべての漆喰を剥がします。

当時の建築記録には「フジカワ建材の漆喰」と記載されていました。

 

 

軒ひさしの下の部分は、硬くて スクレイパーを持つ手に力が入ります。

15年経過していてもしっかりとモルタル下地に付いています。

 

 

手作業では歯が立たない場所は、機械を使ってサンディングします。

 

 

近隣のお車にはカバーをかけさせていただきました。

また、風向きによって干しているお洗濯ものに白い漆喰の粉が舞うことがあり

申しわけありません、大変ご迷惑・ご不便をおかけします。

 

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【 高圧洗浄 】

 

 

残った粉を掃き掃除したのち、

屋根・壁面を高圧洗浄機で水洗いします。

 

 

木部も汚れを洗い流します。

この後、窓ガラスの拭き掃除をして養生テープ貼りをします。

 

 

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【 シーラー塗布 】

 

 

洗った壁が乾燥してからプライマーを塗ります。

下地のモルタル層に浸みこんで強化する 役割があります。

 

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【 塗装作業 】

 

 

壁の漆喰塗りに入る前に 塗装屋さんに入っていただきます。

破風のケレン

 

 

破風と、軒天、板張りと それぞれに合わせた木部の塗装材料。

 

 

お世話になっている坂林塗装さん

丁寧な仕事で定評があり、お客様には「頼んでよかった」と言われ、いつも感謝です。

 

 

壁塗装は終わって、ウッドデッキ塗装は足場撤去後に残します。

 

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【 Sto シュトー仕上げ塗り 】

・ベースコート・ネット伏せ込み

・Sto プライマーのローラー塗布

実は、仕上げの前に 2工程あるのですが、記録写真がなくて申し訳ないです。

 

仕上げ材 は ドイツ漆喰 Sto シュトー

ロータサンK  1ミリサイズの骨材が入ったタイプ

 

 

ペースト状になっているので、水を少し加えて 撹拌したらすぐ塗ることが出来ます。

 

 

鮮やかな 黄色の缶は お客様から「かわいいので空き容器を欲しい」といわれます。

 

 

仕上げは、チームワークが大事。

先行して塗り付ける職人と、

おいかけて押さえる職人の息があってこそ きれいな仕上がりになります。

 

 

Sto シュトー 鏝塗りの仕上がり こんな感じです。

ポストのカバーも塗装屋さんがきれいにしてくれました。

 

*下が施工前の写真です。

 

最後に足場撤去後、すべての工事が完了した時の写真をご紹介します。

 

 

*手前の木製の物入は お客様が塗り替えするそうで、手をいれていません。

 

 

 

 

 

 

お客様より メールでメッセージをいただきました。

 

外壁が大変きれいになり、とても嬉しく存じます。

御社にお願いして良かったです。このたびはありがとうございました。

 

外壁の漆喰の外壁汚れで お悩みのみなさま。

漆喰は 漆喰専門の左官屋のプロのお店ご相談ください。

ちなみに漆喰なのか、別の何の材料なのか わからない・・・場合は、

まずは建築を担当した工務店の大工さん・監督さんにお尋ねください。

材料が何かわからないと左官屋でも対応できない場合があります。

最後までお読みいただきありがとうございましたました。

八幡工業  ナチュラワイズ 斎藤のご報告でした。


亡き妻に捧げる「イギリススタイルのサロンリフォーム」

 

めざしたのは

シンプルで、仕立ての良いものに囲まれた「英国流のゆたかな暮らし」

葛飾区にあるI様邸の一室

壁は、スイス漆喰カルクウォールで仕上げさせていただきました

 

 

訪れるひとを出迎えてくれるのは

風に揺られてゆっくりと旋回する織物の額装

京都在住の染織作家 むらたちひろさんのアート作品です

https://murata-chihiro.tumblr.com/

 

施主のI様 は、偶然 訪れたギャラリーで 風にはためく この作品を見た瞬間

「洗濯して干していた妻の服が、風をうけて踊っているようにみえた」

病で先立たれた 奥様との忘れられない思い出とかさなって

この作品を どうしても ゆずってほしいと思ったそうです

 

 

作家のむらたさん(左) 施主 I様

むらたさんは 工事のいいタイミングで  わざわざ京都からお越しくださいました

 

 

出来上がった作品を、施主様と開梱する むらたさん

 

 

床からの高さ、天井とのバランスを確認中

 

 

取り付けのバランスをみる むらたさん

 

 

作品をやさしく照らすペンダントライトは

手拭きガラスの一点もの

 

 

麻布のカーテンを支える

アンティーク調のアイアンレール

 

 

さらっとやわらかな肌触りのアイリッシュリネンの風合い

うつくしいドレープ がつくる絶妙なライン

 

 

きれいに活けられた 花束

奥様の大好きだった植物でアレンジされています

 

 

奥様はとても器用な方で

DIYで家具を塗装したり、漆喰の塗り壁にも積極的に取り組んでいました

 

 

ウィリアム・モリスのデザインした植物柄の壁紙

これも奥様が貼ったものです

共柄のコンセントプレートはご主人様が カルトナージュで丁寧に仕上げています

 

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 コロナ禍の2022年 春

ご主人様から リフォーム相談の件でと、ご連絡をいただき

数年ぶりでお宅を訪問させていただきました

 

まずは 奥様がお亡くなりになったことを告げられ驚きました

いっしょに漆喰を塗っていた、とてもアクティブだった姿が印象的だったので・・・

 

 

*1階のリビングダイニング: 奥様がコーディネートした英国調のインテリアで統一

  職人が天井を仕上げ、壁塗りの漆喰は奥様が手がけました (あれから8年)

 

奥様が長い闘病生活の中で 心残りだった のは、

2階のお部屋のリフォームを完成させることができないままだったこと


最期に遺言として 夫に伝えたのは

「あの部屋は 八幡工業の斎藤さんに相談してください

 

 

笑顔がステキな奥様

祭壇に手を合わせ、お線香をあげさせていただきました

 

そして、あらためて奥様のコーディネートを拝見

 

 

モーリスの壁紙とお気に入りのオーダーカーテン

 

 

ボタニカルなシェイプのランプシェード

さりげなく 吊るされたドライフラワー

 

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案内された2階の部屋

奥様が3年前 体調が悪くなってからそのままの状態

 


リフォーム作業の途中のまま 

今にも 作業中の奥様が 笑顔で出てきてくれそう・・・

 


奥様がいなくなって 数か月後

いつまでも落ち込んでいるわけにはいかないと 見せてくれました

 

 

用具も取りそろえ  着々と準備をされています

 


テープ養生もそのままに、パテ処理などがんばっていらしたのだなぁ

 

 

天井の飾りのモールの取り付け、塗装は下塗りの状態

 

 

お部屋をみていたら いつのまにか

奥様がとてもかわいがっていた猫ちゃんがあいさつに来てくれました

「あとはよろしくお願いいたします」

と、声が聞こえたような気がしました

 

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ご依頼の項目を整理し、お見積もりを開始

1. DIY残材などの引き取りと 廃棄処分のお手伝い

2. 塗装・漆喰の塗り仕上げ作業を引き継ぐ

3. カーテンのオーダーメード

4. エアコン新設

5. 照明器具の取り付け工事

6. アート作品のパネル設置にともなう付帯工事

・・・・など細かいことに気を配ります

 

 

 この日は、カーテンの打合せ

亀有の インテリアショップ「 ファブリカ」さんが来てくれました

http://fabrica.co.jp/

 

 

ワゴン車の中は、カーテンの移動ショールーム

 

 

クロスと合わせようかと モリスの見本を実際に窓に下げてみました

 

 

 

レールや、タッセルも カタログから色形を選んでいただきました。

 


壁の漆喰  壁紙との色合わせの見本を作りました

漆喰は奥様のお気に入りのスイス漆喰カルクウォール

 

 

アク止め処理を行ったのち

専用の下塗り材を塗布しました

 

 

仕上げは はなさんが担当しました

 

スイス漆喰カルクウォール

ご主人は悩んだ末、シンプルに 白に決めました

 

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順番が前後しますが、天井との見切り、壁紙とのボーダーは

漆喰工事の前に 塗装し直しました (アミックさん)

 

 

使った塗装材はバターミルクペイントの

イエローウィッシュホワイト(奥様のご指定色です)

 

 

塗装工事・漆喰工事が仕上がって 乾いたタイミングで 


クサマデンキさんにエアコンの設置工事に入っていただきました

 

 

各工事が終わり、最後にカーテン取り付け

オーダーカーテンは注文から4週間後に届きました

コロナ禍の輸送の遅れの影響もあり、輸入品だったのでお待たせしました

 

 

レール金具を取り付けるのは、カーテンの端を綺麗に納める工夫

 

 

照明のベース部分へのメダリオンの工事

 


アカンシスの彫刻が、天井漆喰の模様と相まって素敵に映えます

 

 

白い西洋漆喰とモリスの壁紙と、ボーダーの装飾材

 

                        

天井の廻り縁 漆喰に合う気品ある意匠

 

 

お掃除が終わって、

最初のお客様は 猫ちゃんでした

「お疲れさまでした」

と言ってくれたのかな

 

英国暮らしの著書が多数ある  井形慶子さんによると

「イギリス人は家を買う時に、利便性より『個性』と『歴史』を大切にします。

 家は持った時から『家づくりの夢』が始まり、

 その家を通して自分の好きなものや人生観を表現していく。

   そしてそこで表現された『個性』や『歴史』に最大の敬意を表します。

 愛着を持って育てていく古いだけではない『成熟した家』をめざす。」

 

英国流のゆたかな暮らしは、こうやって丁寧な仕事によって作られていくのかな

たくさんのご縁でつながった 忘れられないリフォームを納めさせていただきました

関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました

レポートは 八幡工業・ナチュラワイズの斎藤でした


10年越しの あこがれの「カルクウォール」リフォーム

2022年末に 全室リノベーションした

施主様 から 近況報告をいただきました。

写真をお送りいただきありがとうございました。

とてもお気に召していただきこちらもうれしいです。

 

 

いつかは、天然スイス漆喰のお部屋で暮らしたい!!

 

長年の念願かなって工事が終わり、

年末年始 をあこがれの「カルクウォール」と共に過ごしました。

 

今 実感しています。 

やはり「天然スイス漆喰のお部屋」は、すばらしい !

最高です。

 

家内も「良く眠れる、咳がでなくなった 」… と言っており、

高齢の母も体調が良くなって 家族の健康面にも良い住まいになりました。

 

全ての部屋を左官して下さった、職人様にくれぐれもよろしくお伝えください。

 

お客様が送ってくださったダイニングキッチンの写真。

 

飾り棚

 

2階  階段室

 

2階  寝室

 

2階  書斎

 

コレクションの版画が飾られた壁

 

階段室ギャラリー

 

トレーニングジムの空間

 

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お打合せのときに お客様から いただいた広告の切り抜き。

天然スイス漆喰「カルクウォール」の新聞記事。

 

新宿のOZONEデザインセンターにショールームがあった当時の記事

ず~~と大事にとっておいてくださったのですね。

国内販売開始をしてまもなくのパッケージでしょうか。

 

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2023年 現在のパッケージデザイン。

天然スイス漆喰「スイスウォール」公式サイト

https://swisswall.jp/

 

最後に 工事中の様子を何枚かご紹介。

 

大工さんが施工中

工務店は、埼玉県草加市の株式会社 銀杢(ぎんもく)様。

 

2階 階段室・ホール 施工前の様子。

ちなみに天井は 塗装仕上げです。

 

壁は石膏ボードの下地に 漆喰を塗りました。

 

2階   ホールの完成した様子。

窓から差し込む 明かりがなんとも印象的ですね。

 

・・・・・さて、ここまで読んで 漆喰に興味を持ったみなさま。

残念ながら、漆喰の塗り壁は、写真ではよくわからないのです。

 

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【 しっくいのちょっといい話】

まずは、このパンフレットをご覧ください。

漆喰のすぐれた効果やメリットはまだまだたくさんあります。

 

リフォーム計画、新築プランに漆喰いいかもと思ったあなた!!

東京都葛飾区には天然スイス漆喰「カルクウォール」の塗り壁ショールームがあります。

 

「来て・見て・触れて・実感してください。」

 

施工のご相談はもちろん、DIYで塗ることも応援します。

ぜひとも、八幡工業・ナチュラワイズのホームページからお問い合わせください。

https://www.naturalwall.jp/form/

 

 

 

 


壁をおしゃれにしたい!  DIYで左官をやってみたい!  カルクウォールのことをもっと知りたい! という方は

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