スタッフブログ

スタッフブログ 2024

江東区新築マンションの「スイス漆喰塗り」

今回ご依頼いただいたのは新築マンションのご入居前のリフォーム工事です。

お客様の要望として、

現在お住いの賃貸マンションでお子様がクロスを剥がしてしまい困ったということです。

次の新居では 爪で引っかけて剥がされないような壁として左官による「塗り壁」をご検討されました。

八幡工業のショールームをご覧いただき、「スイス漆喰塗り」をお選びいただき工事が決まりました。

 

👇 左官工事が終わった室内の様子


下の写真は、クロスの貼られた壁をタッカーと呼ばれる

ステップラーの工具で ホチキス針を打ち込んで留めている様子です。

真新しいクロス貼りをガシガシ叩くのは ちょっと躊躇しますが、

こうすることで浮き剥がれを防いでくれます。

ステープルの針は、

これから塗っていく仕上げ材「漆喰」に対応して

ステンレス製品の針を打ち込んでいます。

 


なぜかというと、漆喰はアルカリ成分が高いため鉄を錆びさせてしまうからです。

あとから錆が出てきたら、せっかく仕上げた真っ白い漆喰が台無しなので

仕上げていく際に使用する「鏝」も同様にステンレス製のものを選んでいます。

 


さて、八幡工業の現場で大事にしていることは【丁寧な養生】です。

例えば、床養生では「プラダン」とよばれるクッション性のある床材を敷き、

その上にブルーシートをくまなく貼っていきます。


工事の際中にものを落としたり、脚立を動かしたりすることで床を傷つけることのないように

このように、二重三重に床を養生していきます。

窓ガラスやドア、家具など汚れたり粉塵が付着することのないように

しっかりビニールやテープでカバーしていきます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*新築マンションの場合

施工完了時に、通常はビニールクロスが張られた状態での契約+お引渡しとなります。

 

*上の写真 : 施工前 「塗り壁の見本」を持参して

 「漆喰」のテクスチャーと塗りの模様を、現状のクロスと比較していただきました。

 

*仕上がった壁

お客様は 工事中に担当する職人が現場で塗ってお見せした模様を確認していただき

どんな模様がお気に入りかを決めていただきます。

 


八幡工業 では、

お客様とのコミュニケーションを大切にしています。

職人が直接 塗っている様子をみて お話しする機会をいただくことで

安心と信頼を築いていければと考えています。

 


仕上がって、数日乾燥させたのをみはからい、カーテンを取り付けに伺いました。

あらためて、お客様と一緒に床や建具に傷や汚れがないかを確認して工事完了となります。

 


今回は漆喰を塗ることで 、調湿効果によるカビの発生防止

アレルギーやシックハウス抑制にも効果があることもお客様は喜んでいただきました。

 


家族皆様の快適で健康的な住まいが完成しました。

 

施工範囲:玄関、リビングダイニング、マルチスペース 

壁面合計 : およそ55㎡

施工期間:8日間

 

マンションの漆喰リフォームのご相談は、八幡工業・ナチュラワイズにおまかせください。

まずはお気軽に、お問い合わせフォーム・お電話でご連絡ください。

https://www.naturalwall.jp/form/


スイス漆喰で習志野の戸建てリフォームが完成しました。

*完成 お引渡し時 :玄関ホール「スイス漆喰カルクウォール」の白い壁

 

「綺麗に仕上げていただき、ありがとうございます。」

 

お客様からいただく、 この一言が ほんとうにうれしいです。

 

*階段室

 

今回ご紹介するのは 千葉県習志野市のN様邸

築数十年経つ  戸建て住宅

成人したお子様が お勤め先の関係で地方に行き

現在はご夫婦ふたりで暮らしています。

在宅の中での工事をさせていただきました。

 

*新築当時のモダンな照明器具

スイス漆喰カルクウォールのラフなパターン仕上げに心地よい陰影をあたえています。

 

*一階和室:塗り壁に合わせ、ふすま張り替えも完了

 

今回は、既存塗り壁の上からスイス漆喰を塗ってほしいというリクエストでした。

雨漏れの補修と、全室の内窓増設、床や天井の大工工事は工務店が行い

八幡工業は そのあとから左官工事を担当させていただきました。

 

昨年2023年の現場調査:痛んでいる壁

き弱部は剥がして

下地を直したのち塗り替えました。

 

玄関 下がり壁  : 雨漏れの影響で発生したクラック

壁下地をパテ補修+メッシュで補強します。

 

きれいに仕上がりました。

 

階段室:雨漏れの浸み込んだあと

 

同じく階段室:ひび割れが発生している箇所

 

階段室の窓周り すべて補修が完了しました。

 

【 八幡左官:今回の作業の流れ 】

1.家具の移動、養生(窓、建具、床など)

2.ひび割れ部分を補修

3.全面 カチオン系シーラーで既存の壁を固め

4.アク止め処理を2~3回くりかえします

5.専用ミネラル下地材をローラー塗布

6.仕上げ前に見本を作り、お客様にパターンの確認

7.スイス漆喰を鏝塗り仕上げ

8.乾燥後にお客様と仕上がりチェック
(何かあれば すぐにタッチアップ)

9.養生を外し 清掃して完了

10.お引渡し

*玄関+2部屋+階段室=施工面積はおよそ80㎡

施工期間は2週間みていただきました。

 

リフォームの際には

快適で安全・安心な漆喰塗り壁をご検討ください。

 

スイス漆喰 カルクウォールのことは 八幡工業におまかせください。

漆喰を体感できるショールーム・ナチュラワイズ

施工例はこちらもご覧ください。

https://www.naturalwall.jp/build


今年も塗り壁ワークショップやってます。

2024年 あっというまに3月になっていました。

3月なのに、突然寒くなって 今日(3/8)は東京に雪が降りました。

みなさん風邪ひかないように気をつけてくださいね。

 

さて、今年も 元気に塗り壁ワークショップやってます。

コロナも落ち着いて

このところ参加希望のお客様がいらっしゃっていますのでご紹介させていただきます。

 

1月参加のお客様  

外のブロック塀を自分で塗り替えしたいとご相談いただきました。

外部への使用は雨だれなどで 汚れるリスクがあることをお伝えし、

室内練習場の 壁でレッスン開始。

「しっくい塗り楽しかった~」

材料のスイス漆喰がお気に召したようで

さっそく店頭販売品をお持ち帰りいただきました。

「暖かくなったらやってみま~~す」

とおっしゃっていたので、どんな感じに仕上がったかおしえてくださいね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

「塗り壁ワークショップ」は創業45年の左官業・八幡工業が運営する

漆喰の専門ショップ「ナチュラワイズ」が主宰する塗り壁の体験イベントです。

塗り壁というと「経験を積んだ職人さんがするもの」と思われがちですが、

ワークショップでは左官アドバイザーが丁寧にアドバイスするので、

初めての方やお子様でも気軽に参加できます。

ご興味を持った方、是非みなさんで参加してください。

 

2月にいらっしゃったお客様です

初めて鏝を握って漆喰を壁塗りしました。

下塗りが終わって一時間後には仕上げ塗りを楽しんでいます。

ワークショップは 2時間のプログラムです。

養生の仕方からはじまって

鏝道具の基本的な使い方

上手に仕上げるコツをイッキに伝授します。

 

撹拌機(かくはんき)の操作方法もレクチャーします。

 

当日、道具はすべてこちらでご用意します。

【お客様へお願い】

よごれても大丈夫な作業着、運動靴、軍手等をご持参ください。

 

 

 

気になった方は、👇 からお問い合わせ、お申し込みください。

 

WorkShop

 

みなさまのご参加を心よりお待ちしています。

早く、暖かい「春よ来い」と思う

インストラクターの斎藤でした。


2023年のお仕事お疲れ様です。まとめブログ

2023年 今年 ラストの ナチュラワイズ&ヤワタサカン ブログです。

 

みなさま、一年 たいへんお世話になりました。

さて、八幡工業&Natura Y’s では、さまざま左官工事のご依頼を承っています。

 

  • 一般住宅、店舗、ビル、公共建築の左官工事全般

  • 漆喰・珪藻土等の内装左官仕上げ、外壁の左官仕上げ

  • モルタル造形・エイジング塗装による特殊左官仕上げ

  • 公園遊具等の左官工事、外構エクステリア工事

     

基本的な左官工事から、仕上げまで 一貫してお応えしています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

というわけで、今年一年のお仕事を駆け足で振り返ってみましょう。

北区 王子のイタリアンレストラン

コロナ禍が落ち着き 店舗の新装開店

ジョリパットの内装工事を担当しました。

こちらも 大規模な商業施設がオープン

 

都内 武蔵小山の土壁外壁仕上げ

 

八幡工業オリジナルのソイルクレド・掻き落とし仕上げ。

 

マンションエントランスのモルタル造形

 

ダイナミックな擬岩を彫刻しました。

 

一般住宅の スイス漆喰 のリフォーム

アート作品とのコラボレーション空間となりました。

 

アートといえば

八幡工業の特殊造形の技術を生かした

ケーキの形のかわいいスツールをこしらえました。

 

 

オリジナル作品紹介サイト Creema にて 通販開始しました。

いずれも一点ものです。

 

梅雨明け

外壁塗り替えの工事を行いました。

 

Stoシュトー で塗り替えました。

 

美しく仕上がった住宅の前で

思わず 喜びのポーズをとってくださった お客様。

ありがとうございました。

 

新築のビル工事

土間のモルタル打設もたくさん納めました。

砂とセメントを山のように搬入して

大勢の男たちで、現場でミキサー手練りはいつもお祭りのようです。

 

あまりご紹介する機会は少ないけれど、

実は毎月 何件もありました。

 

そして

コンクリートの杉板調補修のご依頼をたくさんいただきました。

 

特殊な技術力で 何事もなかったかのように

板の木目を作り、色合わせをする仕上げ

期待以上の施工で、口コミの環がひろがりありがたいリピートが続出しています。

 

経験豊富な八幡社長でなければ

できなかった 土蔵の改修工事もお受けしました。

 

漆喰の塗り替えが終わり

見ちがえるほど きれいになった蔵

伝統の左官技術も大切に守っています。

 

コロナ禍が落ち着いたことで

リフォームをDIYでチャレンジするお客様も増えました。

 

神奈川のお宅では、

スイス漆喰カルクウォールを母と娘さんで協力して仕上げました。

 

ナチュラワイズのワークショップも再開して

親子で参加する方や

 

 

カップルみなさんの楽しげな笑顔が戻ってきました。

 

年末に開業した虎ノ門ヒルズ

 

巨大なビルの

複雑な内装の仕上げ

長期にわたっての施工に携わりました。

 

ここにも 八幡工業の職人たちの手作業が刻まれています。

 

今年のブログのさいごを締めくくるのは

技能五輪全国大会 左官部門 に出場した20歳の木村君のこと

 

初めての大会 張り詰めた空気の中

緊張しながらも 全力で臨み、練習の成果を最大限に発揮し

今 持てる力すべてを出し切りました!!

 

マンツーマンで指導にあたった コーチの 八幡社長

 

 

ことしも締めブログ担当は、営業 斎藤でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

社員・スタッフ一同

来年も良い一年になるようにお祈り申し上げます。

 


壁をおしゃれにしたい!  DIYで左官をやってみたい!  カルクウォールのことをもっと知りたい! という方は

施工依頼・お問い合わせ・見積り依頼など、お気軽にご相談ください

お問い合わせフォーム
TEL 03-5876-3375